このメディアを作ったわけ

私は名古屋大学に7年いて、ずっとカルチャーのことを考えながら活動していました。

名古屋大学にはカルチャーはないわけではありませんが、まだまだ足りないと思いました。でも、クリエイションはものすごくたくさんあります。

私は名古屋大学で過ごせば過ごすほど、いろんな人のいろんな活動が見えてきてわくわくしました。学生はどんどん入れ替わっていくので、7年いても足りなくて、いまだに卒業したいと思ったことがありません。

同じ土地で過ごす(または過ごした)人々の活動を知ることは、カルチャーを育みます。知ることで真似したり、発展させたりして、活動やアイデアが受け継がれていきます。するとだんだんカルチャーができます。

誰かが作ったものを買ったり、誰かが催したイベントに参加したり、または公開したものに「いいね」をつけたりといった、クリエイションを通したコミュニケーションがカルチャーの醸成においては欠かせません。

カルチャーを育てるために、東山の人々のクリエイションを発信していくことがこのメディアの使命です。

名古屋大学の学生だけじゃなく、教員も、職員も、卒業生も、クリエイションを公開しましょう。そうすれば7年後には、きっと素敵なまちがこの名古屋にできていると思います。

2020年2月10日
名古屋大学情報文化学部4年
江坂大樹
(東山カルチャープレス・編集員)