名古屋大学を昨年度卒業したオルタナティブアーティストのNoRIP-E, The Philosopher（のりぴーざふぃろそふぁー)が自身のオルターエゴMNG Scott(えむえぬじー すこっと)と連名で3作目となるミックステープ『Kanye Far East』を9月10日、自身の主宰するDec-Affe-Inated RECORDSから配信リリースした。
『Kanye Far East』について
本作は二部構成となっており、トラック1～8が核となる本編、トラック9～15はリミックスやインストゥルメンタルで構成されている。後半はただのオマケではなく、それぞれのリミックスには影響を受けたスタイルの表示や、明確な意思が込められている。インストゥルメンタルの収録は単なるカラオケトラックとしてではなく、トラックメイカー、プロデューサーとしての矜持の表れであり、最初から「デラックスバージョン」として仕上がっている。
NoRIP-E, The Philosopher & MNG Scottについて
NoRIP-E, The Philosopher & MNG Scottは2020年の自粛期間から主にiPhoneを用いた音楽制作を開始した。Vaporwaveの手法や世界観に大きく影響を受けた一作目のミックステープ『Taboo Through The Throne』を4月にBandcampとSoundCloudにてリリース。そして6月、一作目を各種ストリーミングサイト用に再構築した『Taboo Through The Throne 1.5』をリリース。
それ以降は徐々にiPhoneでの制作技術を高め、ヒップホップのビートを作るようになる。そして10月、二作目となるミックステープ『Lemming』をリリース。全編インストゥルメンタルの、いわば一作目のビートテープである。
そして2021年元日、自身の別名義であるMNG Scottをフューチャーした新曲「life is so hard」をリリース。ここで初めて声を扱うアーティストとしてシャウトやラップを披露した。
これまでにリリースした楽曲は幅広いジャンルのSpotifyプレイリストにて取り上げられ、2万人規模のVaporwave Study Clubを筆頭に、Jazzy Hiphop、Boombap、Trapのプレイリストでも掲載されている。また、イスラエルのファッション店用にて流されるBGMプレイリストにも採用されており、ヒップホップから店内や勉強時のBGMまで、今のところiPhone一つで可能性を拡げ続けている。
リリース情報
『Kanye Far East』
アルバム配信リンク
レーベル各種リンクまとめ
NoRIP-E, The Philosopher & MNG Scott（のりぴーざふぃろそふぁー あんど えむえぬじー すこっと）
iPhoneを用いて音楽制作を行うオルタナティブアーティスト。名古屋大学文学部卒。
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