10月1日(木)から31日(土)にかけて、名大TFTがボランティア企画「おにぎりアクション」に参加。これは10月16日の世界食糧デーに合わせたものだ。「日本の食で世界を変える」をコンセプトに、日本の代表的な食べ物「おにぎり」を通じてアフリカおよびアジアの子どもたちに温かな給食を届けるキャンペーンである。
世界では10億もの人が飢餓に苦しんでいると言われている一方で、20億人が肥満など食に起因する生活習慣病に苦しんでいる。Table For Two(TFT)はこのような”食の不均衡”の解決に取り組む。具体的には、ヘルシーでバランスのとれた「TFTメニュー」を食べることで、その代金のうち20円をアフリカなどの途上国の子どもたちの1食分の給食として届けるという活動をしている。時間と空間を超えて、発展途上国の子どもたちと食を分かち合うことがその目的だ。
名古屋大学法学部3年生の春名優希が代表を務める名大TFTプロジェクトは、NPO法人TABLE FOR TWO internationalに賛同し、大学でその活動を展開するTABLE FOR TWO University Associationの一員として名古屋大学内、東海圏で活動している。
今回のおにぎりアクションでは、おにぎりにまつわる写真を撮影し特設サイトに投稿、またはハッシュタグ「#OnigiriAction」をつけて InstagramやTwitter、FacebookなどのSNSに投稿すると、アフリカ・アジアの子どもたちに学校給食が届く。
基本的には写真1枚あたり給食5食が贈られ、その費用は賛同企業・団体が負担する。 2015年から始まった当活動には、 これまで累計230万人が参加し、おにぎり写真80万枚で合計450万食の学校給食になったという。
名大TFTもTwitterにておにぎりアクションに参加している。Twitterアカウントでは、おにぎりの写真を募集しているため、自分では投稿しにくくても、気軽に送ることが可能だ。春名優希は、「名大生のみなさんにもぜひおにぎりを食べて投稿してもらいたいです。お待ちしています!」と述べる。
おにぎりを食べるついでに、投稿するだけ。ぜひこのアクションに参加してみてはいかがだろう。
イベント情報
「おにぎりアクション」
開催日時:2020年10月1日~10月31日
参加費:無料
参加方法:おにぎりの写真またはハッシュタグ「#OnigiriAction」つきのメッセージをSNS(Instagram, Twitter, Facebook)、または特設サイトに投稿する
おにぎりアクション特設サイト https://onigiri-action.com/
名大TFTプロジェクト
日本発のソーシャルビジネス「TABLE FOR TWO」を名古屋大学で導入・運営。
名大TFT Twitterアカウント: @tftnu
TABLE FOR TWO公式サイト:https://jp.tablefor2.org/
春名優希
名古屋大学法学部3年生。名大TFTプロジェクト代表。